役立ちコラム

研究をしたい人に向けた配属研究室の選び方 ~研究室選びのコツ~

大学の研究室配属ってその後の大学生活に大きく関わってくるので、しっかり吟味して研究室を選びたいですよね。ここでは、どうやって研究室を選べばいいか迷っている人に向けて、私なりの研究室選びのポイントを書いていきます。

この記事では、将来企業や大学での研究を考えている人、多少大変でもしっかり学べる研究室を選ぶうえでのコツを書いていきます。

結論を言うと「研究室にいる大学院生に話を聞く」個人的にはこれが一番大事だと思います。

この記事では、なぜ大学院生の話を聞くといいのか、何を聞くといいのか、その他のポイントについて書いていきます。

なぜ大学院生の話を聞くといいのか

教授も話を聞くことも大事なのですが、研究のプロというのは学会発表や研究費申請や講義になれていて話すのがうまいです。ですので、あまりよくない研究室でも教授の華麗なトークによってまだ研究を始めていない学生は「すごそう!面白そう!」と思わされてしまいます。なので、中立的な立場にいるであろう大学院生の話を聞くことは非常に大切なのです。

またもし興味がある研究室に大学院生がいない場合は、少し危険だと思います。研究をしっかりしている、よく学べる研究室はやはり魅力的な研究室ですので必然的に大学院生が多く在籍しているので、大学院生がいない研究室には何か問題があるのかもしれません。

何を聞くといいのか

実際に話を聞くときですが、先ずは大学院生もかなり忙しいので事前に直接でもいいのでアポを取るといいと思います。また、研究室内で話し込んでしまうと教授の目が気になるので、外で話すのがいいでしょう。あとは、聞いてみたいことを何でも聞いてみましょう。特に、人間関係や教授がどんな性格なのかは聞いておくべきです。おそらく将来の後輩のことを思っていい点や、悪い点を話してくれると思います。実際、研究室に入って人間関係に悩むのは、かなりつらい日々を過ごすことになるので、研究室にいる人の性格や雰囲気が自分にマッチしているかは重視する内容になると思います。

あとは、実際に研究をするうえで大事なのが、一つは教育体制がしっかりしているかということになります。これも先生あるいは先輩がしっかり後輩を指導するシステムができているかをしっかり聞いておいてください。

これに加えて、大事になってくるのが業績と研究費になります。下の文章で業績や研究費を調べるうえでの注意点や調べ方を書きますが、正直研究をしていない人が調べるのは少し難しいと思います。ですので、この内容に関しては大学院生に実情を聞くというのがおすすめです。大学院生レベルなら、所属している研究室の業績や研究費の状況については把握しているはずなので、しっかり教えてくれると思います。こちらに関して大学院生があまりよく知らないといってきた場合は、ちょっと大学院生のレベルが低いかもしれません。これも研究室選びの参考にしてもいいかもしれません。(一概にこれだけではわかりませんが…)。

実際に自分で調べてみようと思う人は以下を参考にしてください。業績は研究室がどれだけ論文を出しているかです。ある程度「価値のある論文」を、「研究室が主体となって」、「コンスタントに」出しているかが重要です。価値があるかは賛否両論ありますが、やはり今のところはインパクトファクターで判断するのが良いと思いますインパクトファクターが5を超えているところに毎年出しているかを一つの基準にするといいです。さらに10を超えているやNature、Cell、Scienceなど有名な雑誌に論文を出しているとかなり大きな研究室になってくると思います。あとは、研究室が主体となっているかも重要です。他の研究室の研究を手伝って論文作成に協力することでも研究室の業績となりますが、こういう論文しかない研究室だと一見業績があるように見えますが、実際にはその研究室の中だけの研究では論文が完成しないということになり、研究室に入っても論文を書かずに卒業することになる可能性が高いです。これは研究をしていない人には気づきづらい点になるので要注意です。あとは、研究費ですがこちらも大事になってきます。研究費は研究室に入るまでは知らないかもしれませんが、大体は研究室の先生が稼いでくることになります。ですので、しっかり研究費が豊富にある研究室では潤沢な資金で先端の研究ができますし、あまり研究費がない研究しつだと節約しながらやりたい実験ができないということにもなりかねません。なので、研究費もしっかりチェックしておきのがよいでしょう。こちらはKAKENというサイトで先生の名前で検索するといつにいくら研究費をもらっているかを調べることができます。興味があるひとは見てみてもよいと思います。

最後に研究内容についても大学院生に語らせてみてください。しっかり研究ができている人は研究内容を深く話せるのに加えて、素人に向けても興味が持てるように話してくれると思います。基本的には中学生、高校生くらいには魅力を伝える力があると思います。ここで研究の内容が自分の興味と一致しているのかが分かりますし、研究室の大学院生のレベルも知ることができます。

こんな感じで大学院生に話を聞くことでいろいろな情報を得ることができ、教授の話を聞くときよりもネガティブな情報や学生目線での意見も聞くことができます。また、この話しを聞かせてくれた大学院生というのは、将来の研究室に入って研究をしているあなたの将来になるかもしれないので、かっこいいなと思える大学院生がいる研究室を探してみてください。

もちろん、人それぞれ価値観が違うと思いますので、この記事を参考にしながら将来素晴らしい研究室で過ごせてよかったと思えるように研究室を探してみてください。

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